章 952

「決めたのか?」李有金が尋ねた。

老黄は頷いた。こうした決断をし、さらに家の月嫂とも話をつけた以上、もう以前のように迷ったり、あれこれ悩んだりすることはないだろう。

「もちろんさ、俺の言ったことは間違いない。こっちの計画はバッチリだ。問題はお前がどれだけ彼女を落とせるかだな。でもな、こういうことを考えるたびに、胸がドキドキして堪らないんだよ」

「おい李、お前はまだ四十そこそこだろ。俺はお前より十数歳年上だが、どうしてこんなに差があるんだ?俺もお前みたいに凄くなりたいけど、どうもダメなんだよ。それを考えると腹が立つ。そうじゃなきゃ、こんな手を使ってお前に得させたりしないさ」老黄は李有金に言った。...

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