章 1000

「あっ、だめ、だめよ…」

蓮の顔は真っ赤に染まり、その艶めかしい身体は半ば拒みながらも半ば受け入れるように揺れていた。

心の中では驚きと恐れと恥じらいと焦りが入り混じり、さらに言葉にできない刺激も感じていた。

趙天明はこの機を逃すまいと、すぐさま蓮を抱き上げ、大きなベッドに横たわらせた。

「やめて、ここじゃダメよ…」

すでに体の内側から火照っている蓮は、どうしていいかわからず全身を震わせながら、趙天明の唇と両手が羊の脂のように滑らかで繊細な肌の上を這い回るままにしていた。趙天明は彼女の玉のように美しい肌を撫で回しながら、艶やかな唇や雪のように白く繊細な首筋に絶え間なくキスをしていた。

趙天明の...

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