章 1032

小純のやや急ぎ気味の呼吸に合わせて、彼女の胸が趙天明の目の前でわずかに揺れていた。その動きは小さく、頻度も速くはないものの、見る者を惑わせるには十分だった。小純とその怪我を心配していたが、そんな魅惑的な光景を目の前にして、趙天明は思わず喉元で唾を飲み込んだ。

同時に、どういうわけかシャツのボタンが緩んでおり、彼女の胸元が趙天明の前に惜しげもなく露わになっていた。趙天明は気づいた。小純が横たわっているせいで、あの谷間は立っている時ほど深くないものの、それでもなお一層魅惑的に見えることに。

小純の豊かで弾力のある胸を間近で眺めながら、趙天明は露出した肌の滑らかさや引き締まった質感だけでなく、そ...

ログインして続きを読む