章 1196

温暖は戸惑いながらもドアを全部開け、中に入った。しかし中に入るやいなや、浴室のドアがピシャリと閉まり、背後から大きな手が彼女を抱きしめた。

温暖が抵抗しようとした瞬間、クスクスという笑い声が聞こえた。それは貝宝児の声だった。温暖は抵抗する気持ちを捨てた。背後から抱きしめている人物が趙天明だと分かったからだ。

趙天明の手が温暖の体を這うように撫で回し、ついに我慢できずに彼女にキスをした。彼女の唇はすぐに開き、舌が趙天明の口内に入り込み、滑るように動いた。

温暖は体を反転させ、胸の膨らみが趙天明の胸板に強く押し付けられた。

趙天明のつい先ほど満足したばかりのものが、たちまち再び膨張し始めた。彼女は...

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