章 121

趙天明はベランダに出て、昨日の強風で落ちた植木鉢の片付けを始めた。掃除をしながら、今夜もあんな素晴らしいことがあるかどうか考えていた。

ふと目をあげると、なんと李菲菲がベランダに干している洗濯物が目に入った。その中には、あの極めて官能的で刺激的な下着も含まれていた。もし彼女がそれを身につけていたら、どれほど魅惑的なことだろう。おそらく趙天明はそれを見るためなら死んでもいいと思うほどだった。

やっとのことでこれらを片付け終えると、趙天明の頭の中にはまた李菲菲の色白でふくよかな艶やかな体が浮かんできた。

刚子が家にいないのだから、趙天明も男としての責任を果たすべきだろう。あの日、刚子は菲菲を...

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