章 253

「そして彼女の乳輪に舌先で円を描くように、軽く触れた。時に優しく、時に強く小さな蕾を歯で挟み、時折強く吸い上げる。」

「お兄ちゃん、やめて、そんな…」

彼女は酔ったように甘い声で呟いた。趙天明の口の中で、彼女の蕾はすでに血が集まり膨らんでいた。かすかな清らかな香りが、彼の鼻先に漂っていた。

彼女の喉からは、時折抑えきれない甘い吐息が漏れ、紅潮した可愛らしい顔には陶酔の表情が浮かんでいた。

「妹よ、もう兄に抱かれたいだろう?」

「うん、欲しい…」姜暖は恥ずかしさで耳まで真っ赤になった。その恥じらいと可憐な様子に、趙天明の欲望は黄河の水のように堰を切って溢れ出した。

趙天明は姜暖の下半...

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