章 33

しかし、心の中の道徳的底線が趙天明のそんな邪悪な考えを強く抑え込んだ。彼は常に天国と地獄の間で揺れ動いていた。

李菲菲を押し倒して、あの柔らかな桃源郷で激しく動きたいという欲望に駆られながらも、この瞬間、趙天明はやはり恐れを感じていた。結局彼女は息子の嫁であり、しかも剛子はすぐ隣の部屋で眠っているのだ。

だが李菲菲は趙天明の腰にしがみつき、柔らかな雪峰を彼の体に押しつけてきた。あの豊かな双丘が綿のように柔らかく、趙天明は思わず息を呑んだ。

李菲菲は一方でズボン越しに趙天明の逸物を撫で続けながら、うっとりとした声で囁いた。

「あなた、欲しい...」

彼女は目を閉じたまま、小さな手で趙天明...

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