章 356

「もう、ひどい、知ってるくせに!」

ベイポーアールは疲れたと言いながらも、体は止まる気配なく、相変わらず天明を喜ばせるように動いていた。

同時に白く細い指が趙天明の胸に置かれた手へと這い寄り、自分の胸をより強く揉ませるように促した。

趙天明は笑いながら言った。「言ってくれないと、わからないよ」

「いじわる、お願いだから後ろ、後ろから、入れ替えて」ベイポーアールは色っぽく言った。「でも、あなたの大事なものを私の体から抜かないでね」

言い終わるやいなや、ベイポーアールの頬はさらに赤く染まり、恥ずかしそうに趙天明の体に身を寄せ、彼の耳元に顔を埋めた。自分の戸惑いを見られたくないかのように。

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