章 508

「よし、宝儿、僕が手伝ってあげる」趙天明は密かに深呼吸をして、胸の高鳴りを抑え込み、なんとか呼吸を整えようとした。

「趙お兄さん、私はあなたの女だけど、その時は、あ、あなた覗いちゃダメよ」貝宝儿は少し不安げに念を押した。

趙天明は内心で喜び、思わず笑みがこぼれそうになった。言われなければよかったものの、彼女がそう言うことで、かえって意識してしまう。彼は頷いた。「わかってるよ、宝儿」

「じゃあ、お願い...」貝宝儿は頬を赤らめ、目をきつく閉じ、豊かな胸が上下に揺れている。両腕をまっすぐ伸ばし、その姿はまさに「抱きかかえて」と言わんばかりだった。

趙天明は内心で微笑み、思わず彼女の胸元の膨...

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