章 595

「注意をそらそうとしてるんだ。ここが痛くなれば、下の痛みは気にならなくなるだろ?」と私は言った。

盛楠は恥ずかしそうに笑いながら言った。「大丈夫よ、この程度の痛みなら我慢できるわ。銃創も刃物の傷も怖くないのに、こんなの怖がるわけないじゃない」

動き始めると、最初は盛楠が明らかに耐えられず、苦しそうに喘ぎ始めた。私は彼女にキスをして言った。「痛かったら声を出していいんだよ。今は痛くて声が出てるけど、後でもっと気持ちよくなって声が出るようになるからね」

盛楠の目は優しさに満ちていた。彼女は私をきつく抱きしめて言った。「じゃあ、声を出すわね」

「ああ」と私は答えた。

速度を上げると、盛楠は...

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