章 378

「明日は私が直接彼に会いに行く!」

翌日、林浩と程程が目を覚ましたのは、ほぼ昼近くになってからだった。自分の腕の中で横たわる程程を見つめながら、林浩はようやく思い出した——今の自分は裕福な家の御曹司という身分なのだと。

昨夜、林浩と何度も交わった程程は、これまで味わったことのないような快感を覚えていた。

林浩が程程を抱きしめ、彼女の上に再び覆いかぶさろうとした瞬間、程程は甘い声で懇願した。「もうやめて。下のほうがパンパンに腫れちゃったわ。このまま続けたら、今日一日ベッドから起き上がれなくなっちゃうわよ!」

林浩は、これからいくらでも時間はあるのだし、今この瞬間を急ぐ必要もない。それに今...

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