章 431

「証拠を出せって?簡単だよ。三つの証拠がある」楊羽は自信満々に言った。証拠がなければ彼はここに来ていないし、証拠がなければこんな大きな賭けをして恥をかくようなことはしない。これで彼が容疑者を指摘するのは三度目だった。

楊羽は続けた。「今まで話した疑点はすべて私の推理に過ぎない。それでも、私は王さんがあの変態犯人だとは信じたくなかった。しかし昨夜、ある物を見つけてしまった。それで王さんを最重要容疑者として確定せざるを得なくなったんだ」

楊羽のこの発言に、全員が再び好奇心を掻き立てられた。特に李若水は、楊羽が昨夜一体何を発見したのか知りたくてたまらなかった。

「古い写真を見つけたんだ!」楊羽...

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