章 760

「杨羽は石の上に腰を下ろすと、頭で刘梓欣の方を指し示した。刘梓欣は言われなくても素直に両足を広げて杨羽の両側に跨り、座り込むと、両手を杨羽の首に回した。ただ、目だけは終始杨羽を直視することができないでいた。

二人は愛し合った。

十五分ほど休息した後、ようやく二人は息を整えた。

「本当に俺のことを変態だと思って、海に放り込まれるとか思ってなかっただろ?」杨羽は笑いながら尋ねた。

「あなたがそんな人じゃないって知ってたわ。わざと誘ったの」刘梓欣はなんと舌を少し出してみせた。杨羽は思わず額を叩いた。騙されたのか?女心は海の底の針、こんなことまであるのか?

「だから必死に腰を振ってたんだな」...

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