章 840

「李若蓉がそう言って、口調が変わった。

「それでも私たちが何かしたって証明にはならないでしょう?」楊羽は苦笑いした。あの夜、何かが起きたのは確かだが、はっきりとは思い出せない。

「あなたは私のアソコを舐めたわ」李若蓉はあっさりと言い放った。「しかも、私はあなたに舐められて失禁までしたの」

ぶっ!

楊羽は血を一口吐き出した。

まさか?俺が蓉姉さんとそんなことを?楊羽の顔色が一気に青ざめた。

「あれから、私はあなたのことが好きになったの」李若蓉は顔を上げ、楊羽から目を離さずに見つめた。

「蓉姉さん、冗談はやめてくださいよ。俺のこと好きになっちゃダメですよ。俺には若水がいるんだから」楊羽は苦笑いを浮...

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