章 11
「聞いたところ、お前ら仲がいいみたいだな」鄭嘉輝は足を踏ん張り、椅子に腰掛けたのは半分だけだった。腕の振りが大きくなり、「俺が知る限り、お前は何度も彼をかばってきたよな」と言いながらも杖を打ち下ろす速度は変わらなかった。「もしかして、彼のことが好きなのか?」
アクリルの杖が肖言の両尻に当たるたびに弾力で跳ね返り、杖が震えれば尻の肉も一緒に揺れ、揺れるたびに暗紫色のあざが一筋ずつ残っていく。「彼には婚約者がいるんだぞ」あざが重なり合い始め、鄭嘉輝は肖言が大きく呻きながら腰を曲げ、頭で床を支えるのを見た。「彼はお前の気持ちを知ったら、こんな欲求を理解してくれるのか?」
肖言はすすり泣きながらつ...
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チャプター
1. 章 1
2. 章 2
3. 章 3
4. 章 4
5. 章 5
6. 章 6

7. 章 7

8. 章 8

9. 章 9

10. 章 10

11. 章 11

12. 章 12

13. 章 13

14. 章 14

15. 章 15

16. 章 16

17. 章 17

18. 章 18

19. 章 19

20. 章 20

21. 章 21

22. 章 22

23. 章 23

24. 章 24

25. 章 25

26. 章 26

27. 章 27

28. 章 28

29. 章 29

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31. 章 31

32. 章 32

33. 章 33

34. 章 34

35. 章 35

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37. 章 37

38. 章 38

39. 章 39

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41. 章 41

42. 章 42

43. 章 43

44. 章 44

45. 章 45

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47. 章 47

48. 章 48

49. 章 49

50. 章 50

51. 章 51

52. 章 52

53. 章 53

54. 章 54

55. 章 55

56. 章 56

57. 章 57

58. 章 58

59. 章 59

60. 章 60

61. 章 61

62. 章 62

63. 章 63

64. 章 64

65. 章 65

66. 章 66

67. 章 67

68. 章 68

69. 章 69


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