章 275

周小強は三人斬りか、それとも二人抜きかという妄想の境地にいたが、腰の柔肉に食い込んだ蘇紅純の二本指禅に目を覚まされた。

そうだった、二人抜きでも張雨琪と蘇紅純が最初に予約していたのだ。こんな状況ではまずいと、思わず「珊姉さん、君って本当に...」と不満げに呟いた。

「ふふ、つねられたでしょ?これだから欲張りなんだから!」そう言うと、まだあまり立ち去りたくなさそうな王心妍の手を引いて階段を上がり、内緒話をしに行った。

「強子お兄ちゃん!」蘇紅純は完全に解放され、一気に周小強の太ももに跨がった。

「折れる!」周小強は激しく悲鳴を上げた。

「あ、ごめんなさい、ごめんなさい強子お兄ちゃん、わざ...

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