章 321

周小強は邓紫月が自分の体に伸ばした小さな手を止め、「何してるんだ?ここは工事現場だぞ」

「工事現場がどうしたの?それがもっと刺激的じゃない。欲しくないの?」邓紫月は周小強のある部分を見つめ、くすくすと笑った。

周小強は恥ずかしそうに身をかがめ、両手を前に置いて、「そういう問題じゃない。問題は、もし作業員が戻ってきたら……」

「大丈夫よ、作業員たちは食事から一時間は戻ってこないわ。半日も働いたんだもの、誰だってビールを飲んでおしゃべりしたいでしょ!」邓紫月は気にせず、周小強に握られた手を振りほどき、探索を続けた。

周小強は自分の肩に寄りかかる邓紫月を見下ろした。白いシャツは透けてはいない...

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