章 57

「このエロ野郎!死にたいの?!」両方を同時に掴まれ、しかもこんなにきつく握られて、張雨琪は本当に怒り心頭だった。怒りのあまり理性を失い、起き上がることも忘れ、代わりに周小強を殴りつけようとした。

攻撃しようとすると体が大きく動く。その振動で掴まれている場所も揺れ動き、まるで掴んでいる人が揉みしだいているかのようだった。すぐに今まで感じたことのない快感が湧き上がってきた。

張雨琪は恋愛経験があるものの、付き合っては別れての繰り返しで、特に進展はなかった。ここを触られるどころか、キスすらしたことがなかった。初キスを周小強に不意に奪われただけでなく、胸を触られるという初めての体験も周小強に奪われ...

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