章 66

お互いの腹が触れ合った瞬間、周小強は失敗したことを悟った。下半身は何の反応も示さず、ただ柔らかな腹と腹が触れ合うだけで、想像していたような硬さは感じられなかった。

勃起こそしなかったものの、腹と腹が触れ合うだけでも、周小強はこの得難い柔らかな快感に貪欲に浸った。小腹に密着させ、軽く擦り合わせる。

王心妍の腹は鏡のように滑らかで、服越しの摩擦でさえも、その平坦さと滑らかさ、柔らかさと繊細さを感じ取ることができた。周小強を最も魅了したのは、やはり腹から伝わる温もりだった。

周小強は二度目の唾を飲み込んだが、先ほどとあまり変わらない感覚だった。あの熱い流れは激しく渦巻いているものの、何かに阻ま...

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