章 515

「ちょっと不思議に思って聞いてみたんだけど、先ほどの話だと特殊警察部隊はまだ準備段階で、君自身もまだ異動していないのに、僕を入れることができるって断言するの?」

金志勇は笑いながら答えた。「準備段階だからこそ、特殊警察部隊の指揮系統や担うべき任務以外に、適格な隊員の募集も重要な準備作業の一つなんだ。特に君のケースについては、父に確認したよ。君が希望するなら、警察側には何の障害もないって言ってた」

突然、金志勇も僕の人生における貴人だと気づいた。彼がもたらしたこのニュースは、ほぼ完全に僕の人生の軌道を変えるものだった。

もし本当に警察の制服を着て、完全武装して対テロの最前線で戦うことができ...

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