章 262

「今夜は義弟の嫁を手に入れてしまった」李さんはいつも罪悪感に苛まれていた。だが、あの刺激と興奮を手放すことができない。だから心の中で考えていた。機会があれば、必ず美女を見つけて義弟にも味わわせてやろう。そうすれば自分の罪悪感も少しは軽くなるだろう。

今の李さんの頭の中は女性でいっぱいだった。今夜のあの魅惑的な母娘、そして極上の人妻・鄭婷婷、さらには物件管理の林倩倩までもが、李さんの脳内で幻想の対象となっていた。

外からのシャワーの音が消えると、李さんはまるでバネのように、ベッドから飛び起きた。

外では李強の声がしている。李強に何か見られるのが怖くて出られず、ドアに耳を当てて外の様子を伺っ...

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