章 284

「それだけではなく、劉珊のスレンダーで引き締まった体は、李さんの逞しい肩と腕に支えられ、彼の上で絶え間なく上下に揺れ動いていた。

そうすると、劉珊は重力の関係で体の全ての力が下に集中し、激しく落ちるたびに、李さんの体を深々と飲み込んでいった。

このように毎回奥まで達するたび、李さんは最も強い感覚を求めて、劉珊を抱きかかえたままバルコニーへと移動した。

暗い部屋の中では人に見られる心配はなかったが、外は通りに面しており、下の街灯や時折通り過ぎる車を見ると、劉珊の頭の中は完全に爆発した。まるで夫のいとこに激しく責められながら、通りすがりの見知らぬ人々にその様子を見られているかのような、強烈な露出感...

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