章 312

「もちろんいいわよ。時間を決めてくれたら、私の方で前もって調整しておくわ。その時は買い物に行ったり映画を見たりできるわね」

「買い物に映画?本当に他に思いつかないの?」

「うん、思いついてるさ。そういうことだよ。あれだけ我慢してたし、君はあんなにセクシーで魅力的だし、もし俺がそういうこと考えてないなら、男じゃないよな」

「ふふ、正直ね。それに話し方も気が利くわ。見た目ほど無愛想じゃないのね。その時の状況次第ね。問題なければ、私の家に一晩泊まってもらうかも。

それともナナが家に帰るかどうか様子を見て、もし彼女が気分を害したり受け入れられないようなら、私は友達と飲みに行くとか麻雀をするとか言...

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