章 355

暖かな色に満ちた情趣ある光の下で、あの物から放たれる誘惑は、張敏にとってより一層強烈なものとなっていた。

狭い寝室での慌ただしい戦いを実際に経験してみて初めて、張敏はこの恐ろしいほど大きな物がどれほど素晴らしいものか理解した。

紫がかった赤い光沢を放ち、漆黒の色合い、その表面に浮かび上がる血管があまりにも鮮明で誇張されているよう。鶏卵ほどの大きさの先端部分さえ見るだけで恐ろしく、ほとんど赤ん坊の腕よりも太いほどだ。これに張敏は欲望が高まると同時に、自分の小柄で引き締まった体が、以前どうやってこの誇張された巨大な物を受け入れられたのか考えずにはいられなかった。

張敏は老李の下着を手に持ち、彼の体...

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