章 5
老李は震える手で張月月の滑らかな背中を軽く叩き、尋ねた。「月月、どうしたんだい?」
「うぅっ、うぅっ……義理の両親が喧嘩を始めて、私、どうしたらいいか分からなくて!」張月月は泣きながら言った。
その言葉を聞いて、老李は軽く眉をひそめた。長年連れ添った夫婦なのに、まだ子供みたいに些細なことで大騒ぎするなんて。そう思いながら張月月の背中をポンポンと叩き、「ほら、しばらく李おじさんのところで休みなさい」と言った。
ドアを閉めながら、老李は張月月をソファに座らせた。そのとき初めて、張月月が半透明のネグリジェ一枚だけを身につけていることに気づき、思わずつぶやいた。「この娘も、もう少し着込めばいいのに」
そう言いながら、老李はこっそり張月月の方をちらりと見た。たちまち息が詰まった。張月月の下着はゆるゆるとしており、半透明のネグリジェ越しに、うっすらと素晴らしい風景が垣間見えた。
短い半透明のネグリジェの裾からは、白く柔らかな長い脚が露わになっていた。
「ゴホン、ゴホン……月月、ここで少し座っていなさい。私が義理のご両親を説得してくる」老李は全身が熱くなり、喉が火のように渇くのを感じながら、心の中に罪深い衝動が湧き上がるのを覚えた。
そう言って、老李はドアに向かって立ち上がった。
しかしその時、背後から香りの風が襲いかかり、すぐに老李は張月月に抱きつかれた。
「李おじさん、お願い、行かないで。行ったら義父が私に八つ当たりするわ」張月月はそう言いながら、また泣き出した。
背後で若い体が泣き崩れるのを感じ、老李はたまらなくなった。女性の涙に弱いのだ。特に張月月のような若くて美しい女性の涙には。
「わかった、わかった。おじさんは行かないよ」仕方なく、老李は振り返って張月月を抱きしめた。
甘い香りが鼻腔に満ちる。老李は魔法にかけられたように、口が渇き、体内の血液が制御を失って一点に向かって流れ込むのを感じた。
どこからか勇気が湧いてきたのか、老李は思わず手を伸ばし、ゆっくりと張月月の滑らかな背中に置いた。ネグリジェ越しでもその絹のような柔らかさが伝わってくる。これが若い女性の身体なのか。
老李の妻が亡くなってから、もう何年も女性に触れていなかった。今、この視覚的な饗宴に刺激され、体内の情熱がたちまち燃え上がり、血液も制御を失って沸き立った。
体内から名状しがたい刺激が伝わってきた。
張月月はどうなっているのか、背中が二つの柔らかいものに押しつぶされる感触に、まるで魂を吸い込まれそうだった。老李は目を見開き、張月月をじっと見つめ、よだれが出そうになった。
「あっ!」突然、張月月が痛みで叫び、体を弓なりに曲げた。
老李は心臓が飛び上がるほど驚き、すぐに張月月の肩をつかんで尋ねた。「月月、どうしたんだ?」
だが老李の言葉が終わる前に、彼はその場で固まってしまった。張月月が腹部を押さえて腰を曲げると、もともと大きめだった寝間着の襟元がずり落ち、中の淡いピンク色のレース付き下着が一気に老李の目の前にさらされたのだ。大きな雪白の谷間が今にも溢れ出しそうに見えた。
浅い谷間に老李の魂は吸い込まれ、彼の眼差しはますます熱を帯びていった。
老李は熱い息を吐き出し、目の前の景色に見とれた。本当に美しすぎる!
そう思いながら、老李の心臓は激しく鼓動し、思わず唾を飲み込み、手が微かに震え始めた。今すぐにでもその柔らかさを手で掴み、一体どんな感触なのか確かめたい衝動に駆られた。
「李おじさん、ここがすごく苦しいの」そのとき、張月月は苦しそうに腹部を指さした。
老李は全身が震え、幻想から我に返った。心の高鳴りを必死に抑えながら、張月月をソファに座らせた。「まず座りなさい。冷えたんだね。おじさんが見てあげれば、すぐ痛みは引くよ」
















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































