章 520

「大丈夫、私が義理の弟の嫁との関係をあなたの義父に話すくらいだから、私たちはお互いの秘密を守り合ってるんだよ」

「おじさん、今日義父があんなに落ち込んでたのは一体どうしてなんでしょう?」

「やっぱり自分の体力がダメだとかなんとか呟いていたよ。きっとショックを受けたんだろうな。昨夜のあなたたちの時間が少し短すぎたんじゃないか?」

「うん、ちょっとね」

「どのくらい短かったの?」

「たぶん1分もなかったと思います」

「せめて数分はあるかと思ったよ。想像以上に深刻なんだね。そりゃ落ち込むわけだ。あなたが知らないだけで、義父はあなたのことをすごく気に入ってるんだよ。いつもきれいで賢くて、人...

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