章 522

孫さんの嫁からのメッセージを見て、李おじいさんは完全に安心した。メッセージの最後に送られてきた黄色い顔の絵文字を見ながら、李おじいさんの胸の内に何とも言えない新鮮な興奮が湧き上がってきた。

これで話が決まったと、李おじいさんは孫さんの嫁のWeChatアカウントをしっかりメモしてから、削除することにした。

短い時間だったが、二人の会話は実に盛り上がっていた。

李おじいさんは立ち上がって水を一杯注いだ。まだ座り直す前に、孫さんがぶらぶらと戻ってきた。

「どうだった?何か話したか?あいつは真面目ぶってるのか、それとも本当に男を求めてて、誘いやすいのか?」孫さんは入ってくるなり李おじいさんに尋ね...

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