章 536

「要するに、彼女の体がすごく引き締まってるんだ。それに、彼女の反応からもわかる。でも、おととい、どういうわけか珊ちゃんの体がすごく緩くなったんだ。異常なほどにね。これまでこんなことは一度もなかったのに。でも翌日、わざと珊ちゃんに絡んで、もう一度試してみたら、また元の引き締まった状態に戻ってた」

李強は恥ずかしそうに続けた。

「実はこんな話、兄貴に言うのは恥ずかしいんだけど、俺は毎日夜勤だから、兄貴に少し注意してもらいたいんだ。珊ちゃんに何か変わったところがあったら、隠さないでくれよ。家庭の平和を守ろうとしても、それは結局、俺を傷つけることになるからさ」

「それに、以前の珊ちゃんと一緒にい...