章 548

この数日間、孫の嫁は葛藤と矛盾に満ちていた。今日ここに来る前も、長い間迷い悩んだ末、結局は欲望の引き裂きに耐えきれず、この一歩を踏み出してしまったのだ。

今夜の様子を見ると、彼女は李さんに対して悪くない印象を持っているようだ。特にその逞しい体格と引き締まった身体、そして何より、あの立派な物は、孫の嫁にとって抗いがたい誘惑だった。

孫さんも、息子も、どちらかというと痩せ型で、孫の嫁に与える圧迫感はあまりない。だが目の前のこの逞しい男はまるで違う。

そして最も重要なことだが、最初は恥ずかしくて口に出せなかったのだが、彼女は李さんという男の人柄がどんなものか見極めたかったのだ。

さっきのよう...