章 7

李さんはその誘惑的な目線に全身が熱くなり、今にも狼と化して張月月に飛びかかりそうになった。

あろうことか張月月は、純粋なのか意図的な誘惑なのか、身を屈めて胸元の景色をより一層魅惑的に見せながら「李おじさん、ちょっとお願いしてもいいですか?」と言った。

この一言で、李さんは思わず気血が上り、自制心が崩れそうになった。

彼女の吐息が香る様子を見つめながら、李さんは顔の汗を一拭きした。

「ああ!何でも言ってくれ、何でも手伝うよ」視線は彼女のくびれた曲線美しい体に這うように移動した。

「靴紐がきつく結びすぎちゃって、ほどけないんです」

張月月の言葉を聞いて、李さんはハッと我に返った。

今しがた、自制心...

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