章 723

自分がすでに中年になっているため、十代の若い少年の目の中にあのような視線を見出せるということは、王浩の母にとって最高の褒め言葉に他ならなかった。

とはいえ、息子がそのような欲望に満ちた眼差しを向けてくることは、王浩の母にとって決して心地よいものではなかった。

「暑すぎるわね。お酒を少し飲んだら体が熱くなって、このスカートだけ履いたわ。全身汗だくよ。学校に行くときは、水をたくさん飲むのを忘れないでね。熱中症にならないように。

白酒なんて飲まなければ良かったわ。少し飲んだだけなのに耐えられないなんて。この暑さは本当につらいわ。あとでエアコンの温度をもっと下げないと」廊下の入り口に立ち、息子が自分の...

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