章 101

「峰くん、早く、私を殺して…イっちゃうわ」

肉体と精神の二重の刺激の中で、唐菲菲は恍惚としていた。

沼地が溢れる小川となり、江峰の足は濡れそぼっていた。

私が彼らの傍を通りかかった時、二人の結合する神秘の場所を目の当たりにした。

二人は行為を続けながら、不安げに私を見ていた。江峰までもが目を見開き、額に青筋を浮かべていた。

まさか江峰がここまで大胆になるとは思わなかった。王麗は彼らからたった一枚の壁を隔てただけの場所にいるというのに…。だが江峰の血走った目を見た瞬間、今夜彼が酒を飲んでいたこと、それもかなりの量を飲んでいたことが分かった。

酒は臆病者の勇気となる。酒を飲めば、どんなことでもやっ...

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