章 116

「安心してくれ、お前たちに利益は十分に回すからな」と張社長は笑いながら頷いた。

数人が笑い合う顔には淫らな表情が浮かび、その醜さは言葉にならなかった。

もし必死に自制心を保っていなければ、とっくに立ち上がってこいつらの頭を叩き割っていただろう。

しばらくすると、王麗が個室に戻ってきた。彼女はかなり酒を飲んでおり、目はやや潤んでいた。あの赤い唇は極限まで魅惑的で、張のデブたちはもちろん、俺でさえ我慢できなくなりそうだった。

「さあ、麗ちゃん、もう一杯飲もうよ。それから契約の話をしようじゃないか」張のデブは様子を見るなり急いで酒を勧めてきた。

彼の様子からして、絶対に王麗に薬を入れた酒を飲ませるつ...

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