章 379

体の中では無数の蟻が骨の上を這うような、熱くて痒い感覚。瞬きする間もなく全身が汗で濡れた。

私の体温は、恐ろしいほど高くなっていた。

張笑笑は枕を尻の下に敷き、ベッドのヘッドボードに寄りかかりながら、手にしたキュウリを何度も擦り付けるだけで、中には入れようとしない。私により鮮明に見せるためか、彼女はわざとその沼地の方向を私の方へ向けていた。

その太いキュウリが、ピンク色の隙間の上を行ったり来たりしている。

張笑笑は腰を弓なりにして、口から鋭い声を漏らした。「あぁっ……」

彼女は震え始め、両足でキュウリを挟み込んだ。言葉にできないほど刺激的な光景だった。彼女はベッドで体を丸め、その顔には...

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