章 40

「まさか今日、あの赵龙っていう色ジジイを引っ掛けるなんてね」と私は笑いながら言った。

「赵龙も役立たずだけど、顔はまあまあだわ。あの人とするのは、きっとスリリングよ」と母は微笑んだ。

「今回は交換する?」母は私を見つめた。

「ほんと、ますますこういう生活が好きになってるんだね!」私は少し呆れた。「本当は止めるべきなんだけど」

「あなたには止められないわ。これこそ私が望む生き方なの。人生なんてたった数十年。自分の性(さが)のままに生きるべきよ」

「私は男を弄んでスリルを味わうのが好きだし、男たちも私で気持ち良くなりたいの。お互い様ってことよ」母は微笑んだ。

私はため息をつき、もう好きにさせるしか...

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