章 508

「三爺の手を借りて、阿嬌を連れてくる。そうすりゃ、お前も楽しめるぜ」

私はにこにこしながら言った。

白楽は期待に満ちた目で私を見つめた。「マジで?」

私は頷いた。「その時は奴のバーを乗っ取って、金を分け合って、女も頂く」

白楽は心苦しそうに言った。「ちょっとやりすぎじゃないか?」

「バカ言うな」私は苛立ちを隠さず罵った。「もし負けたのが俺たちだったら、もっと悲惨な目に遭うぞ。三爺はあの手この手で容赦しないタイプだ」

阿嬌が三爺と一緒にバーに入った後、車から黎韻と楊莉の二人の女が降りてきた。彼女たちは笑いながら話し合っていて、上機嫌そうだった。

白楽は眉をひそめた。「昨夜、楊莉と話はついたのか...

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