章 554

「彼女は枕で顔を覆い隠し、目の前の光景を見るのが恥ずかしいとでもいうように、口からはゼイゼイと息を荒げていた。」

「『剛お兄ちゃん、優しくして…もう耐えられない…』」

「数分間夢中で責め続けた後、快感に身を委ねた黎韵は体を丸め、苦しそうな表情を浮かべていた。その恥じらう姿に、僕の中の獣欲が刺激され、彼女の懇願する声を無視して、何度も激しく攻め立てた。」

「『あっ!』」

「黎韵は僕を押しのけようとしたが、胸の高く聳え立つ双峰が揺れ、僕は鼻血を噴きそうになった。」

「楊莉は彼女の口を押さえ、僕に目配せした。まるで『思いっきり責めてやって』と言わんばかりだった。この息詰まる光景は僕の理性を完全に吹き...

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