章 558

「応急処置をしたものの、入り口にはまだ薄っすらとした悪臭が漂っていた。」

ここは酒場だぞ、便所じゃねえ。

「数歩歩いただけで全身が汗でびっしょりだ。今日は楊莉と黎韵のあの二人の女と一日中燃え上がって、もう力が尽き果てていた。よろよろと歩く姿を見て、白楽が眉をひそめて訊いてきた。『剛兄貴、どうしたんだ?』」

「大丈夫だと首を振って答えた。大げさでもなく、今この場で麗姉が全裸になって誘ってきても、そんな気分にはなれないだろう。しばらくは女を見るだけで吐き気がする。今日はやりすぎた。アソコがまだ痛むほどだ。」

それでも中に出した感触は、なかなか忘れがたいものだが。

「白楽は俺を上から下まで眺めると、...

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