章 568

「はっきり言って、まともに商売させないつもりだな」

白楽は眉をひそめ、顔色が更に険しくなった。「くそっ、旭兄貴のやり口か?」

私の笑みはさらに深くなった。「毎日俺の店に来て揉め事を起こし、まともに商売できないようにすれば、最終的には旭兄貴に出入りを許すか、店を畳むかの二択になる。毎日喧嘩や揉め事があれば、普通の客はこんな荒れた店に誰が来るんだ?」

「俺はバーをチンピラの巣窟にしたくない。ヤカラの金は儲からない。奴らから200稼いでも、機嫌を取るために300も持ち出すことになる」

白楽が振り向いて私を見た。「じゃあどうすればいいんだ?毎日来られて荒らされるのを見ているだけってわけにもいかないだろ...

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