章 807

「時間を数えてみると、みんな何年も会ってないんだな。気持ちも薄れて、電話しても昔のような感覚がなくなって、ただ平淡に、適当に二言三言話して、ふと自分は話すことがなくなったと感じる」

「彼はタバコを二口吸い込んで、続けた。「俺のことなら、お前らも来て見たとおりだ。容姿は良くないし、これといった取り柄もない。人の下で働くのは、現状に甘んじられない。でも仕方ない、家に帰っても、することもなくて、毎日家でぶらぶらと死を待つだけだ。先が見えなくて、未来に対して希望が一切ない」」

「暇な時は、親の手伝いをして、そうやって日々が過ぎていくだけだ」

そう言い終えると、彼は笑い続けた。その笑顔はとても哀愁...

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