章 83

「王丽が小さな手で俺のアレをいじっていると思うと、体中の血が一気に頭に上ってしまう。理性も、立場も、この快感の前では何の意味も持たなかった」

「王丽の手には少し重そうだ。彼女は妖艶な眼差しでそれをしばらく見つめ、ゴクリと唾を飲み込んだ」

「小刚、寝てる?」

不安に思ったのか、王丽はもう一度小さな声で尋ねた。

「きっと彼女も、こんなことをしている自分に戸惑いを感じているんだろう。少しずつ俺は彼女の冷たい小さな手の感触に慣れ、その感覚に没頭していった。静かな部屋の中で、彼女の荒くなる呼吸が聞こえる」

「王丽のもう片方の手がどこにあるのか分からないが、彼女の体が小刻みに震えているのが見えた」...

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