章 843

「この年齢の人たちが警備員を喜んでやってるってことは、給料がかなり高いに違いないよ。信じられるか?少なくとも月に一万元は下らないはず。それも控えめな見積もりで、もっと上かもしれないぞ」

「そこまでじゃないでしょ」と自信なさげに笑いながら言った。「警備員の月給が一万超えるなら、俺たちも頑張らずに警備員になった方がいいじゃん。毎日遊んで暮らして、お金の心配もないなんて」

浩子は笑いながら尋ねてきた。「お前だったら、月に五、六千元の給料でこの年でも警備員やるか?警備員なんて老後の仕事だぜ。よっぽど給料が良くない限り、人様の門番をして頭を下げるなんて嫌だろ?」

考えてみれば、確かにそうだ。

改...

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