章 98

「どうしたの?」と、わざと分かっていながら私は尋ねた。

王麗は説明した。「何でもないわ」

彼女たちは、私がテレビの映像を見ていないと思っているのだろうが、実は私はとっくに見入っていたのだ。

王麗の丸くて白い太ももをちらりと見ると、胸の内が激しく熱くなり、彼女の太ももを撫でた時の感触が頭の中によみがえってきた。

やっとこのシーンを乗り越えると、王麗はテレビを消し、唐菲菲を誘って街に出かけようとした。二人の女性は部屋に戻って身支度を整え、化粧を終えるとさらに美しく艶やかになり、その体つきはどちらも極上品で、まさに見事な曲線美を持っていた。

王麗は肌色のストッキングを履き、ハイヒールを合わせると、成...

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