章 386

「お姉さん、少し待っててくれ。すぐに戻ってくるから。ちょっと出てくる」王浩はそう言いながら、片手をポケットに突っ込んだ。明らかに自分の反応してしまった部分を脚の横に寄せて、あまりにも恥ずかしい状態を隠そうとしているようだった。

王浩が少しイライラした様子で、名残惜しそうに振り向いて彼女の様子を見に行こうとした時、私はベッドの端に四つん這いになっている妻を見つめていた。

その時、私の頭に突然別の考えが浮かんだ。それはあまりにも大胆で狂気じみた考えだった。そんな考えが浮かんだ瞬間、既に高ぶっていた私の体はさらに激しく反応した。

「浩」私は小さな声で呼びかけた。部屋の出口まで歩いていた王浩は立...

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