章 412

トイレで用を足した後、本来なら戻って寝るつもりだった私だが、ふと聞こえてきた会話に引き寄せられた。

「あの小童貞くん、本当にあなたの親戚の甥なの?」話しているのは林婉児だ。

「もう、小童貞くんって呼ぶのやめてよ。彼だって二十歳過ぎてるんだから、きっとすでに彼女くらいいたでしょ」これは甥の嫁の声だ。

「冗談じゃないわ。私はあなたより遥かに多くの男を見てきたけど、あの子犬みたいな男は絶対童貞よ。あの初々しさがまだ抜けてないもの」

林婉児はどんどん興奮してきて、甥の嫁にすっかり絡みついていた。

「笑笑、どうせあなたは彼とベッドに入る気ないんでしょ?だったら私に紹介してくれない?無料で童貞卒...

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