章 1888

「ああ、小美か、彼女とは何を話したんだい?」

「彼女は両親が陥れられて、牢獄の災難に遭うかもしれないと言っていたけど、話の中で、あなたと彼女の関係が並々ならぬものだと気づいたわ。彼女はあなたに限りない愛着を持っているみたい。教えて、彼女は本当にあなたの妹なの?」

「はは、僕が人助けが好きなのは知っているだろう?彼女は僕の良い友達さ。彼女に付き添って来て、ついでに君たちに会いに戻って来た。一石二鳥じゃないか」

「あなたは彼女のそばにいた方がいいわ。このあと彼女が目を覚まして、あなたがいないと泣いちゃうわよ」

「そこまでひどくないよ」

「そういえば、如花と如雪は今どうしているの?」

「...

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