第188章 出、出什么浮気?!

会議室のドアが開き、藤堂彰が中から姿を現す。彼の後ろには特任秘書と秘書が続いていた。

廊下を歩くスーツ姿の藤堂社長は、それはもう息をのむほど格好よかった。

二時間近くに及ぶ会議で、その場にいた者たちは必死に気力を奮い立たせていたが、隠しきれない疲労が滲み出ていた。

翻って藤堂社長はどうかと言えば、会議室に入った時と出た時で何一つ変わらない。

比べ物にならない、まったくもって!

他の社員たちは、凝り固まった腰や首を揉みながら、この瞬間、奇しくも同じ思いを抱いていた。

——生まれながらにして俺様社長の器という人間もいるのだな、と。

「株式会社ポラリスの件はどうなっている」

「株式会...

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