第278章 後悔していますか

「古屋秘書に会いに来たんです!」

望は少し気落ちした様子で言った。目当ての人物に会う前に長谷川特任秘書に見つかってしまい、社長室まで連行されてしまったのだ。

昨日あれこれと計画を練ったというのに、出陣早々にして討ち死にとは。まさか先に捕まってしまうなんて、万に一つも考えていなかった!

その時、朔も我に返った。自分たちは別に悪いことをしたわけではない。何を恐れることがある? 慌てる必要はない!

そう考えた朔は、抵抗の意思表示として直立不動から休めの姿勢へと変えた。

「彼女に何の用だ?」

彰は問いを続ける。その間、視線はちらりとスマートフォンに落とされた。穂乃香はなぜ返信をくれないのだ...

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