第280章 それは昔の恨みだ!

藤堂グループがすごいのは間違いないが日本は広い。権力と財力を持つ者はごまんといる。

朔が口にした二つの家も、背後にある資本は同じく潤沢で、藤堂に三分の面子は立てるものの、真に利益が絡めば一歩も引かない、といった関係性だ。

もちろん、これほど大きな組織同士が事を荒立てることは滅多にない。共倒れになれば他者に付け入る隙を与えるだけで、漁夫の利を得させるだけだからだ。

それに、朔が挙げた二家と藤堂家の確執はさほど深くなく、主に彼女個人が引き起こしたものだった。

望が朔を爆竹だと言ったのは、決して大袈裟ではなく、非常に的確な言い回しだった!

過去、彼らがパーティーに参加した回数は数えるほどで...

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