第322章 君の同級生は何者だ?

「ネットの騒ぎ、知ってる?」と朔が尋ねた。

 雲は首を横に振る。

「携帯、持ってないから」

「今回私がここに来たのは、昔学校にいた頃、あなたを苦しめていたかどうか確かめたかったの」

 ネット上の言論は様々だ。「死んで詫びろ」と言う者もいれば、「法に触れるようなことはしていない」と擁護する者もいる……。

 声があまりに多く、雑多すぎて、朔には判別がつかなかった。

 そもそも、朔は他人の意見に耳を貸すような性格ではない。

 見ず知らずの他人の評価などどうでもいい。だが今回ばかりは無視できず、答えを求めに来たのだ。

 自分のしたことがどうだったのか、外野が千の言葉を並べるより当事者の考えを聞く...

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